ひなたぼっこ

乳ガンの告知を受けたその１時間半後、私は講座会場に来ていました。

ここの講座は年末のくも膜下の時に、絶対出来ないと思って
生徒３人に代役を頼んでいたところでした。

もう既にあちこちで講座は再開してはいましたが
人数の多いところでは、声も大きくしなければならなかったので
体力的にはやはりきつかったので生徒にお願いしていました。

この日はちょっと様子見のつもりで・・・・・
と言えば余裕がありそうですが、気を紛らわせるつもりで来たのです。

初心者ばかりが１７人も受講する講座を３人で手分けして
立派にこなしてるのを見ると頼もしさが伝わってきました。

そして、自分はこれから先この中に入れるのだろうか・・・・

出来る　出来ない　をぐちゃぐちゃと考えては見たものの
今の段階では何一つ答えなんか出るわけがない

それよりも　ここで頑張ってくれてる生徒を
代役のままで終わらせるのではなく
ちゃんと指導者として育てる事が私の仕事ではないだろうか

講座が終わり　受講した人たちが満足した感想を口にしながら帰っていく


やっぱり　来て良かった
落ち込むどころか　前に進む力が沸いてくる

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